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日世株式会社

導入の決め手は“現場の作業効率化と抜け漏れのない法令チェック"が両方実現できる点

ソフトクリーム関連資材の開発・製造・販売を手がける日世株式会社では、2023年の労働安全衛生法(以下、安衛法)改正を機に、化学物質のリスクアセスメント対応強化に取り組んでいます。

従来は手作業中心で進めていたSDS管理や対象物質の抽出に限界を感じる中、現場主導で「ケミカンSDS管理」の導入を推進。短期間で事業場内の展開が進み、SDS管理の効率化や法令チェックの自動化といった大きな成果が現れています。

本記事では、導入の背景からプロセス、効果、今後への期待まで、高槻工場の森川様に詳しくお話を伺いました。

チェック
導入のポイント
  • 手作業で行っていたリスクアセスメント対象SDSの抽出作業を効率化
  • 複数の法令対象物質チェックも自動で漏れなく実施できるように
  • 法令該当性の確認にかかる工数は約80%削減
  • 操作の簡便性、使い方ガイド・サポート資料によるスムーズな導入
チェック
課題
チェック
効果

主業務と並行してリスクアセスメント作業を担い、日々増える作業量や管理の難しさに課題

ご担当業務と、導入前に抱えていた課題について教えてください。

私は高槻工場にて、品質保証と安全衛生関連(主に化学物質管理)の取りまとめを担当しています。今回の安衛法改正を受けて、自工場内でのリスクアセスメント体制を整備する必要がありました。

当初はCREATE-SIMPLEを使っていましたが、製品データベースは未活用で、SDSを手作業で転記していたんです。これがとても大変で、対象物質の有無を確認するだけでも非常に手間がかかり、各担当者に多大な負担がかかっていました。

また、化審法などの他法令に関するチェックも別部署で個別に行っていたため、情報の一元化にも限界がありました。

セミナーを契機に感じた「これ、使えるかも」

ケミカンを知ったきっかけを教えてください。

きっかけは、2024年夏頃、ケミカンの無料セミナーへの参加でした。法令改正の対応でリスクアセスメントの作業の大変さに課題を感じていた中、SDSのデータ化を自動化できるという点から「ケミカンSDS管理」に興味を持ちました。

限られた人員の中で、日々増える作業に対処する体制をどう作ろうか悩んでいたタイミングでしたので、「SDSの自動データ化」や「法規制物質のチェック」などを行える点に魅力を感じました。

当初魅力が伝わらず悩んでいたが、「法改正への確実な対応がシステムによって担保される」という点が経営層に響いたことで導入が推進

当初から「ケミカンSDS管理」の導入に前向きだったのでしょうか。

セミナー後すぐに、SDS管理で苦労していた実務者2名に製品のトライアルをお願いしました。無料且つ試してみたい機能を体験できる環境だったため、現場での操作感をイメージしやすかったです。

使ってみた感想をもとに、全体会議などで「ケミカンSDS管理」を紹介しましたが、その段階ではまだ社内の関心は薄く、「便利そうだけど、本当に必要かはわからない」といった空気感もありました。

その後は、既にリスクアセスメントを実施して苦労していた担当者の方々に再度使ってもらい、よりリアルな業務負担軽減の実感を集めるようにしました。「これなら本当に使える」「紙と手入力より断然いい」という声が複数あがり、その声を根拠に、「作業工数の削減」「最新版管理の確実性」「法令対応の自動化によるリスクの低減」などをポイントとして整理し、現場と管理層双方のメリットがあることを強調して社内へ提案を行いました。

すると私は予想外でしたが、経営層には「法改正への確実な対応がシステムによって担保される」という点が響いたようです。今後も法令対応が続く中で、「継続性があり、漏れなく対応できる体制」を構築できることが評価され、導入が正式に承認されました。

SDS一元管理に加え、法令該当性の確認にかかる工数を約80%削減

「ケミカンSDS管理」を導入いただいたことで、現状どのような効果が得られていますか。

導入してまず実感したのは、リスクアセスメント対応とSDS管理にかかる業務の圧倒的な省力化です。

特に、化審法や毒劇法、安衛法などの対象物質チェックが自動でできるようになった点は大きく、これまでは担当者が自力で数十件の物質に対して一つひとつ該当性を確認していた作業が、1クリックで完結するようになりました。これにより、法令該当性の確認にかかる工数は約80%削減できたと感じています。

また、リスクアセスメントに必要なSDSの収集・管理も大きく改善しました。以前は、SDSの最新版をインターネットや取引先から探してはダウンロードし、手作業でCREATE-SIMPLEに転記する、という流れで、1件あたり15〜20分はかかっていたと思います。現在は、「ケミカンSDS管理」で一元管理されているSDSをそのまま活用できるため、1件あたりの対応時間が半分以下に短縮されています。

進捗状況の可視化も大きな変化です。以前は、紙やExcelで管理していたため、「どこまで終わっているか」「どこが滞っているか」が把握しにくく、確認にも時間がかかっていました。「ケミカンSDS管理」導入後は、アップロード状況やリスク評価の進行度合いがリアルタイムで把握可能となり、私のような旗振り役にとっても業務負担が大きく減りました。

「ケミカンSDS管理」は操作も簡単で、特に「使い方ガイド」が非常に充実していて、画面キャプチャ付きで手順が明確に記載されているため、現場展開もスムーズに進みました。

これから高槻工場だけでなく、他工場にも導入を進めており説明会を実施しており、すでにポジティブな反応を得ている部署も複数あります。

ケミカンは限られた人員の中で労働安全業務を確実かつ効率的にサポートしてくれるツール。ぜひトライアルで魅力を実感してほしい。

最後に、「ケミカンSDS管理」の導入を検討されている方にメッセージをお願いします。

人手が限られている現場ほど、労働安全業務を主業務と並行して行わなければいけないと感じています。手作業では法令遵守や抜け漏れチェックに限界がある中、「ケミカンSDS管理」は漏れなく確認でき、かつ業務を効率化してくれるツールです。ぜひトライアルで実際に「ケミカンSDS管理」を体験してみてほしいです。

日世株式会社
業種
食料品製造業
導入製品
ケミカンSDS管理
キーワード
SDS一元管理
リスクアセスメント効率化
法令対応
利用範囲
高槻工場
取材日
2025年3月
人
お話を伺った方

森川様(高槻工場 品質保証部)

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